仕事の三本の矢2

先月（「仕事の三本の矢」）の続きです。


会社（社会）の仕事はザックリ大別する
ことができると思っています。

「作る」「売る」「管理する」の三つです。

仕事の三本の矢、三位一体ですね。


どれかが欠けると決して上手くいきません。
断言できます。

大企業でも中小企業でも個人事業主（フリー
ランス）でも同じです。



例えば、フリーランスで起業するなら一人で
三役（作る、売る、管理する）こなすことに
なります。

それができないと外部委託等で対応する必要
がありますから、コスト増です。厳しい経営
環境になるかもしれません。

嫌なら自分で勉強すれば良いだけの話です。


大企業は、それぞれの部門にたくさん人員が
配置されています。連帯無責任にさえならな
ければ問題ないでしょう（実際は連帯無責任
だらけなんでしょうが…）



中小企業はどうでしょうか。サボるとバレる
くらいの従業員数ですから、連帯無責任には
なりにくいはずです。

バランス良く上手くいきそうですが、実際は
三つの内の「管理する」が相対的に弱いのが
一般的でしょうね。


「管理する」は大事です。マネジメントする
ということですからね。


会社がスタートした頃は、それこそ「作る」
と「売る」で精一杯でしょう。なかなか
「管理する」まで手が回りにくいのが現状
です。

やむを得ませんね。



嬉しい悲鳴ですが、運良く軌道に乗ってきて
からがたいへんです。

質量共に上がっていきますから「管理」を
怠ると社内が煩雑になります。

必然的に弊害が生じます。怖いのはそれが
徐々に生じることです。「ゆでガエルの法則」
的にです。


「作る」「売る」「管理する」の三つをほぼ
同じレベルで成長させていくのが企業経営の
鉄則でしょうね。私も肝に銘じています。


勢いに乗ってどんどん店舗拡大戦略に出て
失敗している大手焼肉チェーンを反面教師に
しましょう。

勢いに乗るのは良いんですが、調子に乗っては
いけないということですね。