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植木屋娘

2011年07月20日 08:04

オフィス近くに寄席の「天満天神繁昌亭」
さんがあります。

観光客や常連客の方たちで賑わっている
様子です。


関西生まれです。子供の頃から漫才、
落語を身近に育ちました。


「笑いは緊張の緩和によって生まれる」

「緊張の緩和理論」を広めた浪花の爆笑王、
亡くなった落語家の桂枝雀(二代目)さん
が好きです。。


枝雀さんは年齢を重ねるごとにその面白さ
が増していったように思います。


中でも「植木屋娘」というネタが一番好き
です。

隠居を考えている植木屋が、一人娘に婿を
迎えて「あとつぎ」にしようと大騒ぎする
噺です。


近くの寺に修行のために預けられている
武家の若者を気に入った植木屋は、彼を
家に呼んで、酒の席で娘と二人っきりに
しようと策略を立てます。

様子を盗み見して二人が“いい雰囲気”に
なったところに踏み込んで「責任を取れ!」
と詰め寄るチカラ技の作戦です。


予想通り、無謀な計画は思い通りには行き
ません。

その後も、いくつか三縁談の話が流れて
しまいます。


植木屋が婿取りをあきらめかけた頃、娘が
妊娠していることがわかってビックリです。

果たして相手は?…


「植木屋娘」は、現実の世界でもなかなか
スムーズに行きにくい事業承継(婿養子)
を題材にしたネタです。

植木屋の慌てもんキャラとそれに振り回され
る周りの登場人物が、笑いをどんどん膨らま
せてくれます。


身振り手振りのオーバーアクションでネタを
演じる枝雀さんのパフォーマンスと話芸に
引き込まれて、爆笑に次ぐ爆笑です。

ハッピーエンドとサゲ(オチ)が後味の
良い気持ちにさせてくれます。


枝雀さんは、残念ながら、うつ病を患って
自らその命を絶ったと言われています。

皮肉にも枝雀さんの落語は、その笑いの
パワーで人の心の悩みを吹き飛ばして
くれるような気がします。


枝雀さんが演じる落語「植木屋娘」は、
娘の幸せを願うお人好しな父親目線の
「おめでた」噺です。

悩み多き中小企業の事業承継関係者の方々に
爆笑と共感を運んでくれることでしょう。


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