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徒労の美学

2017年04月27日 08:56

ニュース記事を流し読みしていると
とにかく「AI(人工知能)」という
言葉が、やたら目に付きますね。

記憶に残っている最近の記事だけでも…
会社採用で入社後活躍予測にAI活用、
経営助言でトレンド分析にAI活用、
資産運用で短期投資にAI活用、
AI家電、AI荷分け、AI査定…

キリがないです。


これまでは、こういう記事を読んでも
「ふーん…」で終わっていましたが、
最近は、多すぎてスルーできません。


膨大なビックデータを学習し続ける
パワーとスピードに驚かされます。



私なんかがその有用性をイメージし易い
のは、量的情報処理のタスクですね。

例えば、これまでコスト面を考慮して
「抽出」チェックで済ませていたような
ものであっても、アッいう間に「網羅」
チェックしてくれるんでしょう。

助かりますよね。


ただ、便利になると私たちの仕事や生活は
楽になりますが、反面、怠惰になってしまう
可能性も否定できませんね。人間ですから
ね…



AIは人材不足に寄与してくれますが、
逆に仕事を奪われてしまう人もいる
ようです。

その失業対策・支援に「ロボット税」
の導入という話すら出てきています。

何か生産性の低い議論ですよね。


日経電子版には「わたしの仕事、
ロボットに奪われますか?」診断
ツールが出来ていました。

仕事によって一喜一憂させられます
(苦笑)

いずれ、今あるほとんどの仕事を
AI、ロボットがやってくれるんでしょう。


税務や財務、会計といった私の仕事も
もちろんそうですが、司法では、過去の
判例云々で審判が左右されたりします
から、AI向きなのかもしれませんね。

コンピュータに裁かれる日が来るかも
しれませんよ。


将来は、「損得」はもとより「善悪」の判断
すら、AIに勝てなくなってしまうのでは?

「心の知能」では人間は負けない!
という説もありますが、これはその
知能が高い人の話であって、そうで
ない人はどうなんでしょうか?(苦笑)



人工知能は基本的に過去のデータに
基づいて予測や意思決定してくれる
訳ですよね。

過去の失敗を活かして未来を切り開いて
行こうとする人間の特性自体が、代替
されてしまうのはどうでしょう?


確かに失敗はしなくなりますが、人は
それで成長できるんでしょうか?

AI依存症になってしまいませんか?


人間は、場合によっては、それが無駄に
終わるかも?…と思う事であっても、
“あえて”やってみる時がありますよね。

失敗する確率が高くても、リスクを恐れず、
挑戦してみることありませんか?


仮に成果が出なくても「チャレンジ」した
事自体、その人にとって自己肯定感と
なってプラスになるでしょうし、何より
失敗を今後の糧にできます。


そういうことが、AIには判断しづらい
であろう「カッコ良い」「カッコ悪い」
といった人間力の論点に繋がったり
するんではないでしょうか。


AIにはおそらく理解できないであろう
「徒労の美学」というものが、人には
あるような気がしますけどね。


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