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商業デザイナーのプライド

2015年09月08日 08:35

ブログ「デザインの仕事・仕事のデザイン
で書きましたが、昔からデザインに関心が
あります。


2020年東京オリンピック・パラリンピックの
エンブレム問題は、興味を持って見て
いました。

当初ロゴマーク(エンブレム)が発表された
ときは、正直「ふーん…」な感じでしたね。
「おおーー!!」ではありませんでした。


ゴタゴタの挙句、一からやり直しということ
で新国立競技場同様、ヘタ打ちの連続に
なってしまいましたね。

誰が責任取んねん!の声が聞こえて
きます。


関係者の皆さんにとって各種予算は自分の
財布のお金の話ではありません…

いわゆる「お役所仕事」的になったんでは
ないでしょうか(お役所でがんばっている人
ゴメンナサイ…)



責任の所在が不明確で「こういう場合は
こう対処する」とか、全く危機管理体制を
構築していなかったように思いますね。


民間出の叩き上げとは対照的なキャリアの
名誉職「○○長」では、問題が起きた時に
男気を見せる心構えすら無かったのかも
しれません。

失礼ながら、白紙撤回というトラブルに
直面したにもかかわらず、各種トップの
方々の言動は自己保身の連帯無責任を
感じさせるものでした。


「登場人物全員無責任」

映画「アウトレイジ」のパロディですね。


「責任を取る」ということは、言い換えると
「弁償をする」ということだと思います。

例えば人を傷つけたり、殺めたりした場合
基本弁償できない、つまり責任が取れない
問題になります(最終的にはお金の話に
なったりはしますが…)

ゴメンでは決して済まされない
絶対に許されないことです。


それに比べたら今回の一連の問題なんかは
弁償できる話でしょう。

これ以上ズルズルとならないように事情を
明らかにして欲しいですね。

原因究明: なぜこういう事態になったのか
解決対策: それを踏まえて今後どうするのか
責任所在: 誰がいつどのように弁償するのか


「一般国民」の税金が投入される事案です
から当然説明責任が必要ですよ。

ただ、その説明責任を誰が果たすのか、
トップ(リーダー)が誰なのかが決まって
いなかったというオチですけどね(苦笑)



エンブレム問題については、佐野氏も「商業
デザイナー」という1人のビジネスパーソン
ですから、トレース疑惑を徹底的に晴らす
ことが今後のご自身の生業のため必要では
ないかと思います。


報酬を払ってくれるクライアントは確かに
広告代理店やメーカーかもしれませんが、
デザインそのものを「評価」するのは
「一般国民」である大衆ですよ。

“真”のユーザー(顧客)はソコです。

「顧客満足」とは何か?をもう一度
初心に帰って考えてみましょう。


今が人生の勝負時ですよ。

謙虚さを忘れないで、めげずに
(逃げずに)がんばってください!


素人の私が思うに、この方はデザイナーと
いうよりファッション業界でいうところの
スタイリスト系の人のような気がします。

ゼロからデザインが次々と頭に浮かぶという
よりも、「形」にするために既存素材を色々
スタイリングすることを得意とするタイプの
人なんでしょう。



1970年の大阪万博で、そのシンボルとなった
太陽の塔をデザインしたのは、有名な芸術家
の岡本太郎さんでしたね。

私も小さいとき両親に連れて行ってもらって
インパクトの記憶が脳裏に残っています。

大人になってから関連書物に目を通したとき
「EXPO’70」大阪万博は、デザインの宝庫と
しても輝いていたということに心踊りました
ね。


アートと商業デザインは違いますが、
岡本氏のようなユニークな発想を持った人が
本質的にはデザイナー向きでなんでしょう。

技術を学ぶ以前に、感性・資質(才能)が
強みになる職業だと思っています。


エンブレムは今回、再公募という形に
なりましたね。

コスト(お金)は引き続きかかりますが、
公平・公正に広く募集して欲しいです。

今度は審査する人を審査する人を審査する…
というジャッジメントの問題もクリアにする
必要がありますね(苦笑)


才能にあふれた名も無きデザイナーさんが
ワクワクドキドキするようなロゴデザインを
創ってくれることを楽しみにしています。


同時に、佐野氏も再チャレンジすれば
イイんではないでしょうか。そうなると
更に面白くなりますね。

“ど根性”を期待したいですね!

プロとしてのプライドを見せてください!!


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