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改革投資

2015年05月20日 14:37

大阪に出てきて、北区に税理士事務所を
開業して間もない頃のことです。

顧問先の資金繰りのため、ある銀行さんに
信用保証協会付融資の打診をしていました。


銀行の担当の人(以下Gさん)とのやりとり
です。

G「保証協会は府と市どちらにされますか?」

私「えっ?(そうか大阪は2つあるんや)」

G「保証協会は2つあるんですよ。」

私「どっちが良いんですか?」

G「…どちらでも」

私「違いはないんですか?」

G「…はは」

私「利用者のための競争原理が働いてない
二重行政ですか?(苦笑)」

G「…ですかね(苦笑)」


ほのぼのした会話を思い出します。

実際はそれぞれ特色もあったんでしょうが、
第三者からすると同じようなもんです。


組織同士「競争」しないなら…

せめて「協調」しましょう!


中小企業のために尽力してくれている
それぞれの職員さんたちが哀れです。


その後、大阪の信用保証協会は一つの
組織(大阪信用保証協会)に合併され
ました。

今からちょうど1年前のことです。
スッキリして良かったですね。


今後共、大阪を支えている中小企業の
ためによろしくお願いします!


まさに大阪都構想の先陣を切った
行政改革でした。が…



この日曜日、住民投票の結果、都構想に
つながる大阪市の特別区設置案は否決
されました。


大接戦で、最後の最後まで結果が分からず、
面白かったですね。手に汗握りました。

投票権が無かった大阪市以外の府民の
皆さんに申し訳ない位です。


シルバーデモクラシーやら、投票に行かな
かった若者の無関心を嘆く記事なども読み
ましたが、この現象は今回に限ったこと
ではありません。

生産性の低い話はやめましょう。


「議論が十分になされていない」とする意見
も多かったようですが、仮にこれから何年
議論を続けたとしてもまだ足りないという
ことになりますよ。

誰もが満足する十分過ぎる議論はあり得
ませんから、ある程度の割り切りは必要
なんでしょう。



それより2百万人の「3分の2」の人たちが
投票に行ったという高い投票率がなにより
良かったですね。

「意識高い系」の人たち(苦笑)が
大阪市にはたくさんいるんでしょう


当日開票速報を伝える民放の情報番組を
見ていました。

番組で投票を迷っている女性親子を追跡
取材する様子が流れました。

お母さんと娘さんは賛成派反対派双方の演説
をわざわざ聞きに行って最終判断していま
した。


大阪の未来、自分の未来、子供たちの未来を
皆さん真剣に考え悩み、重い1票を入れに
行ったんでしょう。

その賛否は、ほぼ同数に割れました。
実質ドローですよ。


「結果」そのものより、その「プロセス」に
とても意味があった、この「大阪都構想」
「住民投票」だったと感じました。

住民に大きな問題提起がなされましたね。


結論として大阪市のスクラップ&ビルドは
否決されましたが、リノベーション投資は
求められているんではないでしょうか。

「対案」の具現化に期待しましょう!



橋下さん、松井さんはよくやってくださった
と思います。

変化を好まない人の気持ちに訴えかける
「改革」というのは本当に大変です。


「1人」では、なかなか事が進みません。

大阪都構想は、橋下さんが…というよりも
橋下さん、松井さんの「2人」が2枚看板で
がんばってきたからこそ、やっとここまで
たどり着いたんだと思います。


反対派も含め「大阪の未来」を想っての
皆さんの活動に、一市民として心から
敬意を表します。

ありがとうございました。


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