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ブラック & ホワイト

2014年05月30日 12:24

安倍総理をリーダーとする産業競争力会議の
ニュースが連日伝えられていますね。

WE「ホワイトカラー・エグゼンプション」
(労働時間規制の適用除外)は「成果で評価
される自由な働き方に相応しい労働時間制度
の新たな選択肢を提案する」というものです
ね。

以前も話題(課題)になりましたよね。

「残業代ゼロ」より「残業ゼロ」をうたった
方が、長い目で見て総生産性が上がるような
気もしますが…


そのWEに難色を示している厚生労働省が
対象を「世界レベルの高度専門職」に限定
すべき!となかなか譲りませんね。

良し悪しはさておき、ソレでは成長戦略の
目玉(アピール)にはなりませんよね。

日本経済に全く影響ありません。

第一「その人たち」は、ハナから残業
云々は眼中にないでしょう。


賛成派の同会民間議員の人たちにしても
提案している幅広い層での制度導入は、
あくまでブラック企業による過度な運用を
排除した上での話でしょう。

「ブラック企業撲滅プラン」という制度の
策定も提案中のようですね。



何をもってブラックか?ホワイトか?

…は、冷静に考える必要がありますね。


相対的に定義してみると…
「利害関係者の心身に耐え難いストレスを
与える企業」がブラック企業でしょうか?

じゃあ、逆に考えると…
「利害関係者の心身に溺れ易いリラックスを
与える企業」がホワイト企業でしょうか?
(苦笑)


ブラック企業関連で耳にする
過労死や自殺、暴力やセクハラ…

こういった問題は本当に深刻です。
徹底的になくす必要がありますね。

会社と社会には、それらを防止する
コンプライアンスが求められています。


ただ、世の中の多くの企業がホワイト企業に
なれば、経済は潤い、貧困は無くなるんで
しょうか?

実際そうなってみないと分かりませんが…


人間の心に闇がある限りブラック企業が
なくなるということはないと思っています。



世の中には「絶対悪」とは違う
「必要悪(毒)」といったものも
あるのかもしれません(苦笑)


例えば、全く同じ仕事能力を持ったBさんと
Wさんがいたとします。

Bさんは、運悪く(?)これまでブラック
企業を渡り歩いてきたキャリアの持ち主
です。

一方Wさんは、運良く(?)ホワイト企業へ
新卒入社してずっとそこで勤めてきました。

どちらか一方と一緒に仕事をする必要が
あるとしたら、私は、やっぱり…

Bさんですね。


普段の仕事は大差ないでしょう。

でも、ヌルめの半身浴あがりのWさんより、
熱湯風呂に放り込まれていたBさんの方が
ここ一番の勝負ドコで踏ん張りが効くような
感じがします。勝手なイメージです。

温室栽培でヌクヌク育った人より、台風や
病害虫といった災害にさらされながら環境に
適応してたくましく育った人の方が、頼りに
なりそうです。


私自身も、開業するまでは、職場を転々と
して、色んな所で色んな人たちにお世話に
なりました。

振り返ってみるとホワイトな働きやすかった
職場よりも、『限りなく真黒に近いグレー』
な職場(ゴメンナサイ…)での経験の方が
今の仕事の役に立っている気がします。

「一触即発」の状況下での意思決定の繰り
返しが、仕事人として、血となり、肉と
なっている感じです(このイタい表現は
伝わらないでしょうね。苦笑)


「終身雇用」で、一生永く勤めるのなら
ホワイト企業が良いに決まっています。

羨ましい限りですね。


ただ、将来独立して起業を考えている人や
「一匹狼」としてしか生きていけない人は
経験としてブラック企業でのツラい就業は
プラスになるんではないでしょうか。


そもそもブラック企業自体、ブラックの
ままでは、そのうち潰れるのがオチです。

短命が宿命です。


過去にブラックの烙印を押された企業で
あっても、ホワイト改革を進めることで
優良企業に変貌する可能性だってあります。



残念ながら(?)ブラック企業に勤めること
になってしまった人は、内部からその改革に
チャレンジしてみるのもイイでしょうね。

ダメなら、割り切って徹底的に反面教師に
するのもイイじゃないですか。


どっちにしろ「貴重な」体験として
捉えましょう。


間違っても自分が会社に染まってしまって
“ブラッキー”になってはダメです!

本末転倒です。


戦って、戦って、我慢の限界が来たら、
サッサと辞めましょう。

長く居る必要はありません。


死ぬまで働くことないです。

代わりに、新しい世界で、それこそ
死ぬ気になってがんばりましょう!

誰も命まで取りに来ません…


会社のために一度きりの人生を犠牲にする
必要はありませんよ。

もしそうなりそうなら、己の「毒」で会社を
潰すくらいの覚悟をもって対峙しましょう!


Q.あなたは何のために働くんですか?


A.「自分のために死ぬ気で働け!」です。


「ブラックカラー・エグゼンプション」
ですね。


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