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半沢直樹の仁義なき戦いは続く?

2013年10月02日 08:40

楽しませてもらったドラマ「半沢直樹」の
最終回は、関西地区で瞬間最高視聴率が
50%を超えたそうですね。

この夏の猛暑を上回る勢いの半沢さんの
引くことを知らない熱いパフォーマンスに
スッカリ釘付けになりました。


組織論を考えてしまう面白いストーリーは
深作欣二監督作の大好きな映画「仁義なき
戦い」シリーズを思い出させてくれます。

「半沢直樹」の第一部と第二部に、シャレで
ソレ風のタイトルを付けてみましょう!

第一部:半沢直樹の仁義なき戦い 大阪激闘篇
第二部:半沢直樹の仁義なき戦い 頂上決戦



銀行の取締役会での大和田常務との最終
対決はレフリーストップがかかっているのに
殴り続けるクレイジーな格闘家ばりの「百倍
返し」を炸裂させていましたね。

完全TKO勝ちでしたが、イエローカードを
もらった感じです…


第一部では、敵役の浅野支店長との人事
取引でクールに東京本店へ栄転した半沢さん
でしたが、最終回では、大和田常務に対して
感情を抑えることをしませんでした。

その追い込み具合、弾け具合はハンパでは
なかったですね。

「半沢VS大和田」

鬼気迫る迫真の演技シーンでした。


最後の「辞令」の真意がどうのこうの…とか
終わってもなお、ドラマの架空の人事で
世間が盛り上がるくらいですから、
まさに社会現象化していた感じです。


このドラマを素直に楽しめた人は
ある意味、幸せではないでしょうか。

逆に、見ても心から楽しめなかった人は
いろんな意味で、少し気の毒です。


最終回、同期で出向中の近藤さんとの
剣道場のシーンは良かったですね。

出向先から銀行に戻してもらう人事を条件に
大和田常務との取引に応じた近藤さん…

家族の幸せを優先させた近藤さんの決断は
同時に半沢さんとの友情を裏切ることに
なります。


苦渋の選択を迫られた近藤さんでしたが、
良い意味でも悪い意味でも、いかにも
現実の「銀行員らしい判断」の身の振り方
をしたんではないでしょうか。


稽古後に語り合う二人の姿が印象的でした。

近藤さんの置かれている状況や心境に理解を
示した半沢さんは素晴らしかったです。

近藤さんも心の病に負けずに奮闘しました。
復帰後の銀行では、念願の広報部で活躍
することでしょう。



「半沢直樹」が「仁義なき戦い」と共通して
いると思う面白さに、悪役キャラが際立って
いる点がありますね。

菅原文太さん主演の「仁義なき戦い」は、
シリーズを通して、山守(金子信雄さん)
槇原(田中邦衛さん)の親分子分の悪役
コンビが観客のイライラをMAXにして
くれます。


「半沢直樹」の悪役の人たちも大和田常務や
黒崎検査官を始め、みんな個性豊かでとても
憎たらしかったですね。

過剰なくらいの演出と演技に、視聴者の
ボルテージも上がり続けました。


ただ、ドラマを振り返ってみると…

「稀代のワル」的な根っからの「大悪党」は
登場しなかったような気がします。


浅野支店長も家庭に帰れば、家族思いの
人でした。

大和田常務も奥さんに振り回された挙句、
その尻拭いをしていました。


せいぜいみんな「小悪党」程度でしょうか。

本来「仲間」として共に戦うべき組織内で
自分だけ生き残ろうと自己保身に終始する
小物ばかりでしたね。


このドラマが妙にリアリティがあって
本質的な部分で現実性を感じるのは
この辺りにも原因があるのかもしれません。

典型的な「事なかれ主義」の役員たちを含め
「いるよね…こんなヤツ」みたいな
哀れな人たちのオンパレードでしたね。


それくらいドラマの役者さんたちの演技に
引き込まれました。



頭取役の北大路欣也さんは「仁義なき戦い」
シリーズにも2回、いずれも重要な役で
登場しています。


ラストシーンで頭取を睨みつける半沢さんの
鋭い眼光は、果たしてどんな想いを表現して
いたんでしょうか?

続編を期待させるものでしたね。


「半沢直樹の仁義なき戦い 完結篇」
勝手に楽しみにしておきます!!


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