fc2ブログ

顧問の条件

2013年02月01日 08:59

会社経営者の8割が「営業畑」出身の
ゼネラリスト(総合職)だと言われて
います。

一方、会社の顧問である税理士は
「経理畑」出身のスペシャリスト
(専門職)が多いような気がします。

ミスマッチが起きるのは必然ですね。


例えば、ある中小企業の業績が好調で、
利益見込みが1億円近くあるとしましょう。


顧問税理士なら、まず税金の事が
頭に浮かぶんではないでしょうか。

ある意味、職業病と言えますが、
納得します。

節税対策をいろいろとイメージする
かもしれませんね。


では、社長だったら、まず何を思う
でしょうか?

あといくら売れば、利益を1億円に
できるのか?だと思います。



Q1.会社の業務をザックリ分類したとして
  
  ①作る
  ②売る
  ③管理する

  の中で、企業経営にとって
  一番重要なのは何でしょうか?


A1.②の「売る」ですね。

  ①いくら良い商品があっても
  ③いくら良い財務管理体制があっても
  モノが売れなくては話になりません。


Q2.では、会社は何のために
   存在するんでしょうか?


A2.利益(お金)を稼ぐためですね。

  利益を残すから、会社を続けることが
  でき、社員を守ることができます。


税金は、業績の結果「発生する」話ですから
その対策は、会社の本来の目的ではありま
せん。

「タックス=社会貢献コスト」と割り切って
捉える方が、気持ちがスッキリするかも
しれませんね。

あまりにも「税金、税金…」とナーバスに
なっていては、幸せを掴めないんでは
ないでしょうか。


少なくとも企業の「顧問」を名乗っている
以上は、トータルで業績アップに貢献して
いくのがパートナーである顧問税理士の
役割だと思います。

その上で「お金を残す」ための節税です。

税の専門家ですから、節税は当たり前の
話ですもんね。

ここぞとばかりに、いちいちアピールする
程のことではないでしょう。



中小企業の経営者は経営相談の相手として
「金融機関」や「経営コンサルタント」では
なく「顧問税理士」を選ぶことが多いよう
ですね。

決して税理士が経営の専門家だからでは
ありません。実際、税理士は税務の専門家
です。


融資を受けている銀行などの「金融機関」
とは民法上の債権者と債務者の契約関係
ですから、まさかの時は対立する間柄です。


また、中小企業が「経営コンサルタント」と
契約するケースはそう多くないでしょう。

コスト面・効果面ももちろんですが、
社長は、自社の一番の理解者は
自分だと分かっているからです。

「意地でもコンサルタント的なものに
頼るもんか!」のプライドをもって
戦っている人が多いと思います。

共感しますね。


そこで「顧問税理士」の登場です。

会社の税金関係は、税理士に依頼する
のが一般的でしょう。

税金の「申告」をするのに必要だから
税理士と委任契約を交わしているという
大義がそこにあります。

じゃあ、せっかくなんで“ついでに”
相談してみよう!のスタンスなら
経営者としても「格好がつく」訳ですね。


高い(?)顧問料を払っているんですから
何でも税理士に相談してみてください。



そう言いながら…

私は、人に相談しないタイプです。

ココがダメなところです(苦笑)が…
自分の「総合的」判断能力を信頼して
います。


でも、どうしても相談するとしたら…

成功よりも、たくさんの失敗を様々な場面で
“ヤラかしてる”人がイイですね。

失敗には色んなタイプがあると思います。
トライするからこそ起きるものもあります
よね。


人間は失敗すると「頭」というより「体」で
感覚的に経験を記憶して、それを成功に
生かすことができるような気がします。

頭の良くない人間が生き残っていくため
には、問題から逃げ出さないで、下手を
打ちながらも、体で覚えていくことが大事
なんでしょう。

そうすることでタフに成長するんだろうと
思っています。


そう、それはまさに「私」自身です。


だから、相談しないんです。

だから、失敗するんですけどね。


スポンサーサイト





最新記事