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シャープなやつ

2012年07月01日 10:52

愛用のシャープの電卓がとうとう
寿命を迎えました。


使い慣れた商売道具です。

気に入ってたんで、とても残念です。


5~6千円の投資で、10年を超える
ハードな使用に耐えてくれましたが…

液晶部分の表示が少し微妙になってきて
角度によって、計算結果が
「888,888,888,888」(12桁、デジタル表示)
に見えてしまいます。


顧問先の納税額を計算しても「8…」

顧問報酬を表示しても「8…」


全部「8千億円」です。


お客さんに逃げられてしまいます。

仕方がないんで買い替えることにしました。


仕事のバッグの中には、コントロール社の
税務ハンドブックとシャープの電卓がいつも
入っています。

便利なモバイルツールがたくさん出ている
ようですが、最終的にこの2つが頼りです。


プロですから、ソフトウエアに頼らなくても
イザというときは、電卓ひとつで何だって
計算します(多分…)

貸借対照表、損益計算書、
キャッシュフロー計算書、
資金繰り表…

電卓さえあれば、白紙の状態からでも
作れます(多分…)


税務申告書も、「計画停電」になったら
手書きでしょうか(苦笑)

逆境に遭遇すると、専門家もスキルと
能力を試されることになります。

供給過多の市場にとっては、ちょうど良い
機会かもしれませんね。

…の、のっ、望むところです(汗)


毎月や決算時の「経営分析」資料は
専門ソフトで対応しますが、銀行の
「財務格付け」や「実質金利」算定
なんかは、なるべく電卓を叩くように
しています。


中小企業にとって銀行からの資金調達
(借入)は重要な経営課題の一つです。

銀行が会社をどう見ているか?

その「評価」について、顧問先に概略を
説明して差し上げるのも大事な仕事です
ね。


参考情報ですから「1円単位」「1字1句」
の世界ではありません。

ザックリとした話は、手作業の方が案外
シックリきたりしますよね。

会社の日々の業績の積み重ねも肌で感じ
取れる気がします。結果、コチラの腕と
感性を磨くことにつながります。

管理会計、未来会計の自主トレですね。


シャープの「経理仕様電卓」シリーズは、
プロの目から見ても結構な優れモノ
だと思います。

これまで使っていたものと近い感じの
「EL-N36-X」というタイプを買いました。


連続打ち(早打ち)、サイレントキー、
日数計算、時間計算…

たまらない機能満載ですね(苦笑)


デスクに置いて良し、持ち運びに良しで
「ナイスサイズ」シリーズだそうです。

今後10年間、私の「右腕」になってくれると
思います。


この3月決算の結果、シャープ株式会社は
残念ながら、過去最大の赤字となったよう
ですね。

今後は海外企業との協業によるグローバル
な垂直的統合で、「設計」から「販売」への
バリューチェーンの最適化、効率化を図って
行くとのことです。

「新興国向けコモディティ(モジュール)化
戦略」と「国内向け新オンリーワン戦略」を
二つの大きな柱とした「選択と集中」だ
そうです。


私はシャープの株主ではありませんから、
中身の詳細について把握していませんが、
復活へ向けての思い切った経営戦略や
経営体質改善計画自体は妥当な感じが
しました。

今後は、PDCAサイクルで事業再構築
(リストラ)を徹底してほしいですね。


プロ使用に耐えうる職人御用達の電卓は
電卓世界第1号を開発したシャープの
プライドが生み出した傑作だと思います。


経営信条「誠意と創意」にシャープの原点、
ものづくりの原点があるんでしょう。

シャープは今年創業100周年を迎えるそう
です。日本を代表する「百年企業」のひとつ
ですね。


今後共、コアなユーザーも唸らせる
“シャープ”で“ユニーク”な
オンリーワン製品を生み出してくれる
ことを陰ながら応援しています。


次回電卓を買うときは、どんなビックリする
ようなモノになっているのか?楽しみです。


10年先の話ですけどね…


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