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総務最強説とSWOT分析

2012年02月26日 19:01

組織論について、持論があります。

「総務最強説」と呼んでいます。


ひとことで言うと、組織で一番優秀な人に
総務の仕事を任せるべきということです。

優秀な組織は、総務が優秀な場合が多いと
思いませんか?


「総務=総括+秘書+庶務・雑務」
のイメージですね。


総合的な判断と調整・交渉能力が求められる
のが総務の仕事ですから、必然的に優秀な
人材(人財)でないと務まりません。


そもそも組織のトップは、組織内外の
様々な事情を勘案して、意思決定を行い
責任を負いますから、「総務(総合)」的
である必要がありますよね。

それぞれ業界のスペシャリスト(専門職)で
あることも大事ですが、オールマイティな
ゼネラリスト(総合職)の資質が必須です。

優秀なスペシャリスト(工場長)が必ずしも
優秀なゼネラリスト(経営者)になるとは
限りません。


みんな大好き(?)「マクドナルド」の
現社長(会長兼務)の原田泳幸氏は、
アップル社からヘッドハンティングされて
2004年にCEOに就任したそうです。


「マックからマックへ」と言っても異業種
からの電撃移籍です。ハンバーガー業の
ノウハウは無かったんでしょうが…

思わず“かぶりつきたくなる”商品戦略に
釣られて、ついついお店に足を運んだ人も
多かったんではないでしょうか。


ただ、あくまでも「マクドナルド」は、巨大
企業です。原田氏のような「プロ経営者」の
パターンは、中小企業の経営者には当て
はまりにくいんでしょう。

私自身も、ハンバーガー屋さんの社長なら
やっぱり「ハンバーガー作らせたら社内一」
的な人の方が、テンション上がりますね。


以前働いていた会計事務所で一緒だった
女性がオフィスに遊びに来てくれました。

彼女は、事務所の「総務」担当でした。

オールマイティなゼネラリスト(総合職)で
「どんな仕事でも、アッという間に片付けて
しまう人」という印象が残っています。


その後資格を取って社会保険労務士
として独立して活躍していますから
スペシャリスト(専門職)でもあります。

同業者(社労士)にとって、こういう人が
身近にいることは「脅威」なんでしょう。


経営分析の代表的なフレームワーク
(枠組み)に「SWOT分析」があります。

内部資源
(Strength「強み」、Weakness「弱点」)と

外部環境
(Opportunity「機会」、Threat「脅威」)を

マトリックス(行列)させて、
戦略をイメージする手法です。


ベストな選択肢は「強み」を「機会」に
ぶつけるアプローチですね。

逆に「弱点」と「脅威」が交差するポイント
がワーストですね。


一般的に「士業」と呼ばれている人たちは
その専門性ゆえに、ほとんど皆さん
スペシャリスト(専門職)タイプでは
ないでしょうか。

社労士である彼女は、結果として
「強み=ゼネラリスト」を
「機会=スペシャリスト市場」に
ぶつける戦略で、成功しているように
思います。

もちろん、彼女の人柄とその専門知識・
スキルが優れているからこその話ですが…


「総務最強説」の実証モデルですね。


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