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勇気の一声

2011年01月20日 07:58

電車に乗ってすぐのことでした…


飲み会に行くのに、大阪の中心部を走る電車
に乗った私は明らかに不審な動きをする二人
の男に気がつきました。

前方は吊皮のある「立ちスペース」、後方は
進行方向に向かって座る「座席スペース」
車両。

座席はすべて埋まっていて、そこそこの
混み具合でした。


車内の前方右角に、若い女性が一人で
背を向けて立っています。

小太りの男が、吊皮を不自然に持ちながら
その女性の後方から自分の下半身を押し
つけようとしていました。

もう一人の大柄の男が座席に座っている
人たちの視界をさえぎるように、女性と
小太りの男の背後に壁になって立って
います。


一瞬気配に気がついたその女性が
うつむいたまま振り返りました。

小太りの男は何も無かったように吊皮に
手をかけたまま、まるでチンパンジーの
ように下半身を引いて、とぼけた感じ
でした。

女性がうつむいたまま前を向くと、男は
再び同じ行為を始めました…


その時でした。

小太りの男のすぐ後ろにいた私は、男の
左横から頭突きをしていました。


頭突きといっても、睨みつけるために勢い
よく男の顔に近づいた私の頭と男のでこが
接触した格好です。

何してんねんっ!

声には出しませんでしたが、私の口がそう
言っていました。

小太りの男は、目を合わせることなく
視線を落して固まっています。


この瞬間、私自身のとった「行動」に
私自身の「心」がやっと追いついた気が
しました。

我に返って、見張り役(?)の大柄の男を
睨みつけました。

大男は、目を合わせることなく、同じように
視線を落として固まっています。


その後も、視線をそらしたままの
小太りの男の目をわずか数センチの
距離からずっと睨みつけていました。


次の駅、他の乗客にまぎれて二人の男は
そそくさと電車を降りていきました。

立っている人がほとんどいなくなった
車内を見渡すと、座席に座っている人たちも
私と目を合わせないように不自然に
視線をそらしているように見えました。

ちょっとしたむなしさと孤独感を覚えました
が、後ろで何が起こったか気がつかない
まま立っているその女性の平穏な後ろ姿
を見て、ホッとしました。


私のとった行動が正しかったかどうかは
疑問です。

女性に負担をかけることになりますが、
男たちを確信犯にしてから、法的に対処
すべきだったのかもしれませんね。

でもそれはたぶん本能的な行動でした。

また同じような場面に遭遇しても同じような
行動をとってしまうような気がします。

少しはその男たちのトラウマになってくれる
ことを願います。


警察庁がまとめた「痴漢に関する意識調査」
の記事を読みました。

過去1年間に痴漢被害に遭った女性の約
9割が通報しなかった(できなかった)そう
です。

事態を受けて同庁は対策強化や環境づくり
を検討するとのことでした。

昨年暮れのJR大阪駅で、大阪府警・鉄道
警察隊監修の「勇気の一声」というチカン
防止の小冊子が配られていました。

乗車時の注意や対処方法などがイラスト
付きでとてもよくまとまって書かれていて
感心しましたね。


電車には、いろんな人が乗っています。

悪い奴らも乗っています。

私が乗っているかどうかはわかりませんが、
あなたを助けてくれる人は乗っています。


女性のみなさん

周りのみなさん

がんばって「勇気の一声」を…


何してんねんっ!


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新年おめでとうございます

2011年01月08日 16:24

旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り 
心より御礼申し上げます

本年もこれまで同様
ご指導ご鞭撻を賜りますよう
お願い申し上げます


新年を迎えて、新たな気持ちで
ブログを始めてみました。

情報発信というより、自分の心が迷い
そうになったとき、道をはずさないように
“想い”を書こうと思います。


オフィスの近くに日本一の長さを誇る
「天神橋筋商店街」があります。

商店街では、今年の「希望に満ちた漢字
~次世代の子供たちに夢を~」として
「躍」という字を発表していました。

今年の干支「うさぎ」がはねる「跳躍」の
「躍」ですね。

私の母校関西大学の学生さんが書いた
「今年こそ脱兎の如く」という絵馬と一緒に
「躍」の垂れ幕も商店街につり下がって
いました。

なかなかの迫力ですね。


私のこれまでの人生は、うさぎさんの
ように軽やかではありませんでした。

でも、たとえ、「回り道」「いばらの道」に
なっても、事なかれ主義で保身に逃げ
ないで、自分の「王道」を一歩ずつ
進んでいきたいと思っています。


みなさんにとって、今年が素晴らしい
一年になりますように…




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